
研究員の良太です。
前回は「貯蓄上手になるための3つのコツ」の中から「仕組みを作る」というお話をしました。
今回は2つめの「月々いくら貯蓄するのが適性か?」についてストーリー形式でお話しします。
●登場人物
・良太先生(フィナンシャルプランナー)
・なっちゃん(良太先生の妹)
Part2 月々の貯蓄額はいくらが適性?
(良太先生)
前回は、貯蓄上手になるための1つ目のコツは「仕組みを作る」ことという話をしたね。
貯蓄上手な人は、収入が入ってきたら、貯蓄分を先に引いて残ったお金で支出する「収入ー貯蓄=支出」の計算式が多いっていうお話だったよね。
今回は、月々いくら貯蓄するのが適性か?を話していくね。
(なっちゃん)
確か、前回、収入から割り出すことができるって言っていたよね。
どういうことなの?
(良太先生)
そうそう、貯蓄の適正額は月々の可処分所得から割り出すことができるんだ。
(なっちゃん)
可処分所得??
(良太先生)
可処分所得とは、収入から税金や社会保険料を引いた額で、簡単に言うと手取りのことだよ。
式で表すと「可処分所得=収入ー(税金+社会保険料)=手取り」だね。
(なっちゃん)
へ〜、そうなんだ!
じゃあ、月々の手取りから割り出せるんだね!
どうやって割り出すの??
(良太先生)
貯蓄の適性額は、月々の手取りの10%〜20%と言われているんだ。
例えば、世帯の月々の手取りが40万円の場合は、貯蓄額は4〜8万円が適性ということになるね。
(なっちゃん)
そうなんだね。
手取りの10〜20%か。。
適性額はわかったけど、そこまで貯蓄できそうにない時はどうすれば良いのかな?
(良太先生)
月々の固定費を適正化していくのが効果的だよ。
これが貯蓄上手になるための2つ目のコツなんだ!
固定費と言っても、食費や生活費を削るのではなく、苦もなく適正化できるものがあるんだよ!
(なっちゃん)
そうなんだね!
確かに、食費とかを削るのはストレス感じるけど、苦もなく適正化できるなら助かる!
どういった固定費が適正化できるの?
(良太先生)
どういった固定費が適正化できるかは、また次回話そう!
(なっちゃん)
えー、気になるー!!
良太先生の解説
月々の貯蓄の適性額は、手取りの10〜20%と言われています。
また、月々の固定費を適正化することで、なかなか貯蓄できないご家庭は貯蓄可能になりますし、既に貯蓄できているご家庭はより貯蓄できるようになります。
例えば、固定費を月3万円削ることができたとしたら、30年で1000万円にもなります。
将来への効果がとても大きいですよね!
次回は、ストレスなく適正化できる固定費をお話していきます。